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小学1年生の算数でつまづくポイント 10選

【はじめに】

小学1年生になると、子どもたちは初めて算数という科目に触れます。

しかし、算数の基礎を学ぶ過程で、子どもたちが躓くポイントがいくつかあります。

本記事では、小学1年生の算数で躓くポイントを10選し、それぞれの解決策を提案します。

 

これらのポイントを抑えた小学1年生向けの無料の算数学習アプリを作成しているので是非ご活用ください。

小学1年生 算数ランド - 計算ドリル

小学1年生 算数ランド - 計算ドリル

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【1. 数の読み方と書き方】

最初に、子どもたちは数字の読み方と書き方に慣れる必要があります。

数を間違えたり、逆さまに書いたりすることがあります。

【解決策】

数を正確に書く練習を繰り返し、数の形を覚えましょう。

また、数字の読み方を声に出して練習することも効果的です。

 

小学1年生の算数では、数の読み方と書き方の基本を学びます。

この段階で数の読み方と書き方を正確に理解し、習得することが、算数学習の基礎となります。

以下に、小学1年生向けの数の読み方と書き方について詳しく説明します。

 

1. 数字の読み方

小学1年生では、1から10までの数字の読み方を学びます。

これらの数字を日本語で読むことができるようになることが目標です。

例えば、1は「いち」、2は「に」、3は「さん」と読みます。

 

2. 数字の書き方

数字の書き方では、1から10までの数字を正確に書く方法を学びます。

数字の形に注意しながら、正しい筆順で書くことが重要です。

 

3. 数の組み合わせ

さらに、1桁の数を組み合わせて、11から20までの数の読み方と書き方も学びます。

例えば、11は「じゅういち」、12は「じゅうに」、20は「にじゅう」となります。

 

4. 数の並び替え

数の並び替えでは、与えられた数字を大小順に並べ替える練習を行います。

これにより、数の大小関係の理解が深まります。

 

5. 数の練習

教師や保護者が与える数字の問題を解くことで、数の読み書きを練習します。

日常生活の中でも、実際に数字を見たり書いたりして練習しましょう。

 

数の読み方と書き方を正確に理解し、習得することは、算数学習の基礎となります。

日常生活や学習の中で、積極的に数の読み書きを練習しましょう。

 

【2. 繰り上がりと繰り下がり】

足し算や引き算を学ぶ際、繰り上がりと繰り下がりに苦戦する子どもたちもいます。

【解決策】

繰り上がりと繰り下がりのルールを丁寧に説明し、具体的な例を使って練習しましょう。

 

繰り上がりと繰り下がりは、足し算と引き算の際に重要な計算手順です。

これらを理解し、適切に実行できるようになることが、算数の基礎を身につける上で重要です。

 

1. 繰り上がり

繰り上がりは、足し算の際に、各桁の合計が10以上になったときに発生します。

例えば、「27 + 38」の計算では、一の位である「7 + 8」の合計が15となり、10を超えるため繰り上がりが発生します。

この場合、一の位に「5」を記入し、繰り上がった「1」を十の位に加算して計算を進めます。

 

2. 繰り下がり

繰り下がりは、引き算の際に、上の桁から借りることが必要になったときに発生します。

例えば、「54 - 29」の計算では、一の位である「4 - 9」の計算ができないため、十の位から1を借りて計算を進めます。

この場合、一の位で「14 - 9」を行い、十の位では借りた「1」を減算して計算を進めます。

 

繰り上がりと繰り下がりを習得するためには、繰り返し練習が大切です。

また、具体的な例を使って説明することで、子どもたちが理解しやすくなります。

練習を通じて、繰り上がりと繰り下がりの概念をしっかりと身につけましょう。

 

【3. 足し算と引き算の区別】

足し算と引き算を混同することがよくあります。

【解決策】

記号「+」と「-」の意味を理解し、どちらを使うべきか判断できるようになるまで練習しましょう。

 

足し算と引き算は、算数における基本的な演算であり、互いに関連していますが、異なる概念です。以下に、足し算と引き算の区別について詳しく説明します。

 

1. 足し算(加法)

足し算は、2つ以上の数を合計する計算です

。数の大きさを増やすために使用されます。足し算の記号は「+」(プラス)で表現され、例えば「3 + 4 = 7」といった形で数式が書かれます。

足し算の結果は、合計または和と呼ばれます。

足し算の特徴は、順序を変えても結果が同じである交換法則(a + b = b + a)や、グループ化を変えても結果が同じである結合法則((a + b) + c = a + (b + c))が成り立つことです。

 

2. 引き算(減法)

引き算は、ある数から別の数を減らす計算です。

数の大きさを減らすために使用されます。引き算の記号は「-」(マイナス)で表現され、例えば「7 - 4 = 3」といった形で数式が書かれます。

引き算の結果は、差と呼ばれます。

引き算の特徴は、足し算とは違い、交換法則が成り立たない(a - b ≠ b - a)ことです。

 

足し算と引き算の区別を理解することは、算数の基礎を学ぶ上で重要です。

これらの概念を習得し、適切に計算ができるようになることで、算数の他の演算や問題解決にもつながります。

繰り返し練習を行い、足し算と引き算の区別をしっかりと身につけましょう。

 

【4. 数の大小の理解】

数の大小を正確に判断できず、大小関係に基づいた問題で苦戦することがあります。

【解決策】

数を比較する練習を行い、数の大小関係に慣れましょう。

 

数の大小の理解は、算数の基礎を学ぶ上で重要な概念です。数を比較し、どちらが大きいか小さいかを判断できる能力は、日常生活や数学的な問題解決に役立ちます。以下に、数の大小の理解について詳しく説明します。

 

1. 一桁の数の大小

まずは、0から9までの一桁の数を比較し、大小を理解しましょう。

数字が大きくなるほど、その数は大きくなります。

例えば、3は2より大きく、7は5より大きいです。

 

2. 複数桁の数の大小

複数桁の数を比較する場合、まず桁数を見ます。桁数が多い方が大きいです。

例えば、100は10より大きく、350は45より大きいです。

同じ桁数の場合、左から順に各桁の数字を比較し、最初に異なる数字が現れたときに、その数字が大きい方が大きい数となります。

例えば、324は314より大きく、528は526より大きいです。

 

3. 大小記号の使用

数の大小を表現するために、記号「>」(大なり)、「<」(小なり)、および「=」(等しい)が使用されます。

例えば、「3 < 5」、「7 > 2」、「4 = 4」といった形で数の大小関係が表現されます。

 

数の大小の理解を深めるためには、繰り返し練習が大切です。

数字カードや実際の物を使って、数を比較し、大小関係を学ぶことで、数の感覚を養いましょう。

これらの概念を習得することで、算数の他のトピックや問題解決にも役立ちます。

 

【5. 単位の理解】

単位(個、本、枚など)を適切に使い分けることが難しいことがあります。

【解決策】

日常生活で単位を使う機会を増やし、単位の適切な使い方を覚えましょう。

 

単位の理解は、算数や日常生活でさまざまな量を測定する際に重要な役割を果たします。

以下に、単位の理解について詳しく説明します。

 

1. 長さの単位

長さを測定する際の主な単位は、メートル(m)、センチメートル(cm)、ミリメートル(mm)などです。

これらの単位は、互いに換算が可能であり、1m = 100cm、1cm = 10mm という関係があります。

 

2. 重さの単位

重さを測定する際の主な単位は、キログラム(kg)、グラム(g)などです。

これらの単位も換算が可能で、1kg = 1000g という関係があります。

 

3. 容量の単位

容量を測定する際の主な単位は、リットル(L)、ミリリットル(mL)などです。

これらの単位も換算が可能で、1L = 1000mL という関係があります。

 

4. 時間の単位

時間を測定する際の主な単位は、時間(h)、分(min)、秒(s)などです。

これらの単位も換算が可能で、1h = 60min、1min = 60s という関係があります。

 

単位の理解は、さまざまな量を正確に測定し、表現するために不可欠です。

また、単位の換算や適切な単位の選択ができるようになることで、算数の問題解決能力も向上します。

日常生活の中で単位を意識し、繰り返し練習を行いましょう。

 

【6. 図形の名前と特徴】

四角形や三角形など、図形の名前と特徴を覚えるのが難しいことがあります。

【解決策】

図形の名前と特徴を一緒に覚えるようなカードやポスターを使って視覚的に学びましょう。

また、実際に図形を描いたり、切り抜いたりして遊びながら学ぶことも効果的です。

 

図形は、幾何学の基本要素であり、さまざまな形状や特徴があります。

以下に、いくつかの代表的な図形の名前と特徴について詳しく説明します。

 

1. 円

円は、中心から一定の距離にある点の集合で形成される平面図形です。

円周と呼ばれる曲線で囲まれており、中心から円周までの距離を半径と言います。

 

2. 三角形

三角形は、3つの頂点と3本の辺で構成される平面図形です。

内角の和は180度です。

 

3. 四角形

四角形は、4つの頂点と4本の辺で構成される平面図形です。

内角の和は360度です。

四角形には、長方形、正方形、ひし形、平行四辺形、台形などの種類があります。

 

少しずつ図形の名前と特徴を正確に把握し、図形同士の違いや関連性を理解しましょう。

 

【7. 時計の読み方】

時計の針の位置や、時・分・秒の読み方が難しいと感じる子どもたちもいます。

【解決策】

アナログ時計の仕組みを説明し、実際に時計を使って練習しましょう。

また、デジタル時計と比較しながら、時刻の読み方を覚えることも役立ちます。

 

小学1年生の算数では、時計の読み方の基本を学びます。

主にアナログ時計を使って、時間の概念と短針・長針の役割について理解を深めます。以下に、小学1年生向けの時計の読み方について詳しく説明します。

 

1. アナログ時計の構造

アナログ時計には、短針(時針)、長針(分針)があります。

短針が時を、長針が分を示します。1年生では、秒針はまだ扱わないことが多いです。

 

2. 時の読み方

時を読む際、短針が指している数が現在の時です。

ただし、短針が数字の間にある場合は、前の数字が時を示します。

例えば、短針が2と3の間にある場合、現在の時は「2時」となります。

 

3. 分の読み方

小学1年生では、5分単位での分の読み方が中心となります。

長針が指している数を5倍したものが現在の分です。

例えば、長針が4を指している場合、現在の分は「4 × 5 = 20分」となります。

 

4. 時間の練習

小学1年生では、実際に時計を使って練習を行います。

教師や保護者が時計の針を動かし、子供たちに現在の時刻を答えさせることで、時計の読み方を身につけます。

 

時計の読み方を習得することは、時間の概念や時間管理の基礎となります。

小学1年生で時計の読み方をしっかり学び、日常生活で活用できるようになりましょう。

 

【8. 量の比較】

量を比較する際に、どちらが多いのか、少ないのかを正確に判断できないことがあります。

【解決策】

具体的な例(例えば、水を入れたコップや果物の量など)を使って、実際に量を比較する練習を行いましょう。

 

小学1年生の算数では、量の比較の基本を学びます。

この段階では、単位や数値を使わず、直感的に量を比較する能力を養います。

以下に、小学1年生向けの量の比較について詳しく説明します。

 

1. 長さの比較

長さの比較では、2つ以上の物体の長さを視覚的に比較し、どちらが長いか、短いかを判断します。

例えば、2本の鉛筆を並べて、どちらが長いかを見分けます。

 

2. 大きさの比較

大きさの比較では、2つ以上の物体の大きさを視覚的に比較し、どちらが大きいか、小さいかを判断します。

例えば、2つの箱を比べて、どちらが大きいかを見分けます。

 

3. 重さの比較

重さの比較では、2つ以上の物体を持ってみて、どちらが重いか、軽いかを感覚的に判断します。

例えば、リンゴとみかんを手に取り、どちらが重いかを感じます。

 

4. 体積の比較

体積の比較では、2つ以上の容器の中に入っている液体や物体の量を視覚的に比較し、どちらが多いか、少ないかを判断します。

例えば、コップに入った水の量を比べて、どちらが多いかを見分けます。

 

小学1年生の段階では、量の比較に数値や単位を使わず、直感的に判断できる力を養います。

これらの基本的な比較能力は、日常生活や将来の算数学習において重要な役割を果たします。

日常の中でさまざまな量を比較する練習を行いましょう。

 

【9. 順序の理解】

順序を表す言葉(最初、次、最後など)の理解が難しいことがあります。

【解決策】

物語や日常生活の出来事を使って、順序を表す言葉を使った説明を練習しましょう。

また、実際に順序を並べ替えるゲームを行うことも効果的です。

 

小学1年生の算数では、順序の理解が重要なトピックとなります。

順序とは、物事が持つ順番や順位の概念です。

以下に、小学1年生向けの順序の理解について詳しく説明します。

 

1. 数の順序

数の順序では、数の大小関係や順番を理解することが目標です。

1から10までの数を並べ替えて正しい順番に並べたり、大小関係を比較する練習を行います。

 

2. 時間の順序

時間の順序では、1日の中での出来事の順番や時間帯を理解します。

朝、昼、夕方、夜などの時間帯の違いや、日常生活における行動の順序を学びます。

 

3. 日付の順序

日付の順序では、曜日や月の順番を学びます。

曜日の繰り返しや月の並びを覚えることで、カレンダーを読む能力が向上します。

 

4. 物事の手順

物事の手順では、特定のタスクやプロセスを順番に実行する方法を学びます。

例えば、給食の準備や掃除の手順を学んだり、教科書のページを順番にめくることで、順序を実践的に理解します。

 

順序の理解は、日常生活や学習において基本的なスキルです。

これらの概念を習得することで、物事の流れや手順を理解し、効率的に行動できるようになります。

日常の中でさまざまな順序を観察し、練習を重ねましょう。

 

【10. 算数の言葉の理解】

算数に関連する言葉(足す、引く)の意味が分からないと、問題を理解できないことがあります。

【解決策】

算数の言葉を使ったフレーズや文章を読んで、言葉の意味を理解しましょう。

また、言葉を使った練習問題を解くことで、実際の問題で言葉の意味を理解できるようになります。

 

小学1年生の算数では、言葉の理解が基本的なスキルとして重要です。

算数に関する言葉を正しく理解し、適切に使えるようになることで、算数の学習がスムーズに進むようになります。

以下に、小学1年生向けの言葉の理解について詳しく説明します。

 

1. 数の言葉

数の言葉では、1から10までの数字の読み方や書き方を学びます。

また、「もっと」「少ない」「同じくらい」など、数量を表す基本的な言葉も学びます。

 

2. 図形の言葉

図形の言葉では、基本的な図形の名前(円、正方形、三角形など)や特徴を学びます。さらに、「角」「辺」など、図形に関連する用語も学びます。

 

3. 時間の言葉

時間の言葉では、「朝」「昼」「夜」など、1日の中での時間帯を表す言葉を学びます。また、「時」「分」など、時間の単位に関する言葉も学びます。

 

4. 位置の言葉

位置の言葉では、「上」「下」「左」「右」など、物体の相対的な位置関係を表す言葉を学びます。

これにより、空間認識能力が向上します。

 

5. 比較の言葉

比較の言葉では、「大きい」「小さい」「長い」「短い」など、物事を比較する際に使う言葉を学びます。

これらの言葉を使って、物事を適切に比較できるようになります。

 

算数の言葉を正確に理解し、適切に使えるようになることで、算数の学習が効果的に進むようになります。

言葉の理解を重視し、日常の中で算数に関する言葉を使って練習しましょう。

 

【まとめ】

小学1年生の算数で躓くポイントは様々ですが、根気よく練習を重ねることで克服できます。

子どもたちが楽しく学べるように、親や教師がサポートすることが大切です。

算数の基礎が身につくことで、今後の学習にも大きな自信となるでしょう。

 

小学1年生の算数勉強をサポートするアプリを作っています。

よろしければぜひご活用してください。

小学1年生 算数ランド - 計算ドリル

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